Galerie LIBRAIRIE6/シス書店では第39回企画として、
宇野亞喜良「浦嶼子伝」出版記念展を11月7日(土)~11月29日(日)まで開催致しました。
今企画では、1964年に美術出版社より刊行された「日本民話グラフィック」に収録の『浦嶼子伝』を原案として再構成された宇野亞喜良による新作画に、1964年版『浦嶼子伝』には桑原茂夫氏による新たな詩が入り、2015年版『浦嶼子伝』には佐々木聖による詩が添えられた詩画集『浦嶼子伝』(愛育社)の出版記念展として原画20点に加え立体作品4点の展示です。
【新刊詩画集【浦嶼子伝】発売】
詩画集【浦嶼子伝】愛育社刊
絵:宇野亞喜良
詩:桑原茂夫・佐々木聖
解説:巖谷國士
発売日:11月7日
価格:¥4.500(税別)
【トークイヴェント】
日時:11月8日(日)14時より
話者:宇野亞喜良(イラストレーター)+桑原茂夫(詩人/アリス研究家)
定員:30名(先着順)
料金:¥1.500
※イベント開催日は13時半に閉廊させて頂きます。
【宇野亞喜良サイン会】
当日LIBRAIRIE6で作品集『浦嶼子伝』をご購入の方に限りサイン会にご参加いただけます。
日時:11月21日(土)14時より
協力 :株式会社パジコ
※11月6日(金)~11月25日(日)まで蔦屋書店2号館 1階 ブックフロアにて宇野亞喜良ブックフェアを開催。詳しくはこちら。
また、宇野亞喜良×志磨遼平(ドレスコーズ)による「僕らの好きな女の子」をテーマにトークイベントも開催された。詳しくはこちら。
宇野亞喜良 – Aquirax Uno –
1934年名古屋生まれ。
父親が室内装飾業を営んでおり、その影響で幼いころから絵を描き始め、画家の宮脇晴に師事。
高校卒業後、カルピス食品工業に入社、同社の広告・宣伝に携わる。その後、原 弘/亀倉雄策/山城隆一らが設立した日本デザインセンターに入社する。
1965年同社を退社し、同世代を代表する横尾忠則、和田誠、山口はるみ、灘本唯人などと共に東京イラストレーターズ・クラブを設立する。
1970年代当時、眉を剃り落とすスタイルが「宇野亜喜良スタイル」といわれ、流行した。 1982年、第13回講談社出版文化賞さしえ賞を受賞。
1992年、山下明生作の『カモメの家』で第6回赤い鳥さし絵賞を受賞。1999年からは、麻布十番納涼祭りのポスター、うちわのデザインを担当している。
1999年、紫綬褒章を受賞。2008年、『悪魔のりんご』で第13回日本絵本賞を受賞。2010年、旭日小綬章を受賞。2015年、読売演劇大賞選考委員特別賞受賞。
2017年、資生堂マジョリカ マジョルカによる似顔絵ジェネレーター「 マジョリ画」のための描き下ろし似顔絵パーツを制作。また、宇野亞喜良ブランド「QXQX」を同年に立ち上げる。
桑原茂夫 – Shigeo Kuwabara –
1943年東京/田町に生まれ。アリス研究家。
東京大学文学部美学専修課程卒業。学生時代に『東大文学』『星の鏃』などの同人活動で、巖谷國士、藤井貞和、扇田昭彦らと親交を深めた。
卒業後は河出書房新社から思潮社へ。『現代詩手帖』編集長として「詩的なるもの」を幅広く追求し、1976年編集スタジオ・カマル社を興し現在に至る。
巖谷國士- Kunio Iwaya –
1943年、東京・高輪生まれ。仏文学者・美術批評家・旅行家。
シュルレアリスムの実践と研究を中心に、広く文学・美術・写真・映画・メルヘン・神話・旅・博物・庭園・都市についての著述や、展覧会監修・講演・写真個展などの活動をおこなう。
主著に『シュルレアリスムとは何か』『封印された星』『森と芸術』『旅と芸術』『幻想植物園』ほか。
佐々木聖 – Sho Sasaki –
1973年愛知県生まれ。ギャラリスト。
LIBRAIRIE6+シス書店主宰。2010年東京・恵比寿にダダ・シュルレアリスムを中心とした作品を扱うギャラリーを開廊。
女性シュルレアリストに焦点を当てた企画や映像イベントに講演会等、様々な展覧会やイベントを開催している。
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