第66回企画- 羽田野麻吏「書物のみる夢」展

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Galerie LIBRAIRIE6/シス書店では第66回企画として、
羽田野麻吏「書物のみる夢」展を2月2日(土)~2月23日(土)まで開催致しました。
今企画では、愛書家と書物の間に特別な世界を作り出す新作ルリユール作品を13 点に加え、鉛の活字を使用したオブジェ作品13 点を展示致しました。

Reliure (ルリユール)とは、結ぶ・関連させる意を持つルリユール(製本)は、頁を綴じ、表紙を付けるだけでなく、テクストと共鳴した構造とデザインによって愛書家と書物の間に至福の関係を作り出すものとして現在も受け継がれています。
花ぎれ、見返しの染め紙に至る全てが唯一そのテクストのために施される手仕事から成るルリユールされた本の持つ触感は、蔵書をその手の中で愉しむ特別な時間を生みます。

【トークイヴェント】
日時:2月10日(日)16時30分より
料金:¥1.500-
定員:30名
話者:羽田野麻吏(製本家)
対談ゲスト:柄澤齊(版画家・美術家)

■初日17時~オープニングパーティを開催。

羽田野麻吏 – Mari HATANO
1966年北海道生まれ。
武蔵野美術大学にて舞台美術を専攻。卒業後は設計事務所にて博物館・美術館等の展示企画設計を行う。
1992年に栃木県立美術館で行われた「本の宇宙ー詩想をはこぶ容器」展をきっかけに栃折久美子氏の文章「チェケルール先生」の仕事とは何かに思い閃きルリユールの道に入る。
1995年「栃折久美子ルリユール工房」エコルプログラムにて製本工芸を学んだ後、2003年にアトリエ・コリルスを立ち上げ、注文制作、製本教室を始める。2012年、製本家と箔押し師の4人によるユニットLes fragments de M としての展示・ワークショップ・注文制作も始める。


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