岡上 淑子

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1928年、高知生まれ。
1950年代、60年代に瀧口修造に見出されたフォト・コラージュ作家。
瀧口修造が「不思議の国のアリスの現代版」と評したとおり、海外のグラフ誌などをもとにコラージュした作品はとても美しく幻想的である。
その活動期間は短く約6年弱であった為、長い間封印された状態にあったが、1996年に開催された「1953年ライトアップ 新しい戦後美術像が見えてきた」に出品された岡上の作品を、金子隆一氏が再発見した。
その後、金子氏の尽力により、2000年に第一生命ギャラリーで個展が開催された。以後再評価が進み、現在では作品の多くが美術館の所蔵品となっている。